コース別研修 羽田空港サービスグループ

2022.11.17

国際観光コース、1年のクルーズです。

コース別研修の4回目、私は羽田空港サービスグループ(HAS-G)を訪問しました。
HAS-Gは、羽田空港サービス株式会社・羽田空港グランドサービス株式会社・羽田空港グローバルサービス株式会社・羽田空港国際旅客サービス株式会社・福岡空港サービス株式会社の5社で構成された企業グループで、ANAグループの航空機の運航を担っています。
今回は、HAS-Gの中の羽田空港サービス株式会社と羽田空港グランドサービス株式会社、さらに国際貨物の輸出入の書類作成を行う羽田空港グローバルサービス株式会社を訪問します。

羽田空港サービス株式会社は国際線の貨物手荷物、羽田空港グランドサービス株式会社は国内線の貨物手荷物を取り扱っています普段、関係者以外は立ち入ることができない場所で、グランドハンドリングの仕事を間近で見る事ができました。手荷物にある3レター(行き先コード)を見て行き先の手荷物コンテナに仕分けているところや、航空機が到着してから次の便として出発するまでの短い時間に準備をする業務を見ることができました。エアライン業界は定時性がとても求められる職業なので、的確に仕事を進めて時間通りに飛行機を出発させなければいけません。スタッフの皆さんがテキパキとチームワーク良く、協力している姿がとても素敵でした。グランドハンドリングといえば男性の方が働いているイメージでしたが、女性の方が約4割も在籍していていることを知り、女性でも働ける環境だと思いました。グランドハンドリングを将来の職業の視野に入れるきっかけになりました。


羽田空港グローバルサービス株式会社のスタッフに対する質問では、「羽田空港サービスグループには5つの会社がありますが御社を選んだ理由は何ですか。」という質問に対して「エアライン業界で働きたいという気持ちがあり、企業を探していたところ、コロナ禍で求人が少なくなっていた中でも採用活動をしていた会社で、この環境でも世の中のニーズのある仕事ができる企業だと感じたから」と答えていただきました。私も小さい頃から空港で働きたいという気持ちを持っていて、世の中の役に立つ仕事にやりがいを感じておられることにとても共感しました。
また、貨物を運ぶフォークリフト車に乗せてもらう事ができました。車の前の鉄製のフォークに荷物を載せて運ぶため視界が狭くなり、普通の自動車を運転するより神経を使うと伺いました。実際に女性のスタッフが上手に運転をしている姿を見てプロフェッショナルを感じました。

いつもは展望デッキから見ていたグランドハンドリングの仕事を実際に拝見し、CAやグランドスタッフだけではなく、エアライン業界は、裏方で運航を支える、空港の縁の下の力持ちとも言える職種が協力して成り立っていることを改めて感じました。5月から訪問した企業で学んだことを就職活動で活かし、幼い時から夢であるエアライン業界で将来働きたいと思っています。