コース別研修 京王プラザホテル

2022.05.25

国際観光コース1年の川口です。
5月25日に初めてのコース別研修がありました。
私は体験型の教育が充実している点で国際短期大学への進学を決めたのでとても楽しみにしていました。
私たち国際観光コースは京王プラザホテルへ行きました。
まず午前中は、学内での事前学習でした。

ここでは身だしなみのチェックと訪問先での質問の最終確認をしました。
初めての訪問で緊張していましたが、各自質問を2つは考えてきていたので事前学習を通して友達と質問の確認もしました。
学校で昼食を済ませて、午後は沼袋駅から電車で新宿にある京王プラザホテルを訪問しました。

京王プラザホテルは日本初の高層ホテルで1971年に開業し、今年で51周年を迎えます。
また、日本初のチャペルを併設したホテルでもあります。ちなみにプラザはスペイン語で「広場」という意味があるそうです。
まず前半は、3つのグループに分かれてホテル内を見学して回りました。レストラン、フロント、客室を見学しました。
 
私が最も印象に残ったお話はフロントにいらっしゃったドアマンのお仕事についてです。
ドアマンとはホテルの玄関でお客様を出迎えるスタッフのことでホテルの顔となります。
VIPの車のナンバーを記憶しており、スタッフ同士インカムで情報を共有しながらお客様に合った対応をするように心がけているとおっしゃっていました。

ホテル内を見学させていただいた後は質疑応答の時間がありました。
私が「円滑なコミュニケーションをするために意識していることは何かありますか」と質問したところ、「相手の行動を予想して行動に移してみる。頭で考えているだけでなく行動に移すことが大切」とおっしゃっていました。
他にも仕事のやりがいについて伺ったところ、ファンを作ることだとおっしゃっていました。
今回担当してくださった人事部の方は、以前停電が起きた時に自らお客さまに声かけをしたらそのお客様が自分を頼りにして後日ホテルに足を運んでくださったことがあったそうです。
これらは会社が求める自ら行動する人材につながると思いました。

今回の研修を通して、私には初めての空間・人・話ばかりで自分はまだ何も知らないのだなと実感しました。
スタッフの方々は隅まで気を配っていて、ホスピタリティの現場を実際に見ることができたのが印象に残りました。
私はまだ将来の夢が決まっていないのですが、今回の研修で実際の現場を見ることができ、研修前より視野が広がった気がします。
私も周りをよく見て自ら行動できる人になれるように努力していこうと新しい目標がひとつできました。
その目標を達成できるよう、日々頑張ろうと思います。