ビジネススキルコース、１年の高橋です。
１０月１２日の３回目のコース別研修で「株式会社マイム」、「株式会社マーキュリー」に伺いました。

午前は、「株式会社マイム」を訪問しました。
株式会社マイムは、1959年設立で、本社は荻窪にあります。
卒業式衣裳、婚礼衣裳などの貸衣裳業を行なっている企業で、衣裳レンタルに伴う美容＆着付け業務、写真撮影業務も行なっています。
企業説明では、年間の業務内容、貸衣裳業ならではの大変なことややりがいなど、とても貴重なお話を聞かせていただきました。

様々な衣裳のレンタルを行なっていますが、袴のレンタルが８割を占めているため、３月の卒業式シーズンが最も忙しいそうです。
お話の中で特に印象に残ったのは「衣装ではなく、人で決めてもらえ」という言葉です。
卒業式、成人式、結婚式など、人生の一大イベントをサポートする仕事であるため、「接客」をとても大切にしているそうです。
お客様は写真にしか残らない、その瞬間のためにお金を払ってくださっており、『必ず良い思い出にする』という責任を忘れてはならないとのことでした。
仕事に対する熱意、お客様に向けた感謝の気持ちを強く感じ、とても感動しました。
他の業界や業種であっても、この気持ちは絶対に忘れてはならないと、改めて実感しました。

午後は、「株式会社マーキュリー」を訪問しました。
株式会社マーキュリーは、人材派遣サービスを主としています。
2006年の設立で、本社は新宿にあります。
設立16年目の新しい企業ですが、全国に30拠点を構え、業績も右肩上がりの勢いのある企業です。
企業説明では、企業理念や今後の方針、就職に関する相談など、幅広くお話ししてくださいました。


株式会社マーキュリーは、企業理念である『感動エージェント』をとても大切にしています。
平均年齢が26歳ということもあり、若い人の考え方を大切にしていて、新しいことに挑戦できる企業なのだそうです。
今回の研修を担当してくださった方が採用部所属ということもあり、就活に関する相談をたくさん聞いていただきました。
そこでとても勉強になると感じたお話が2つあります。
１つ目は、「結論から話すこと」です。
アピールしようと意識することも大切ですが、話が長すぎると何を伝えたいのかが分からず、まとまりがないように聞こえてしまうそうです。「聞かれたら答える」くらいが丁度良いとのことでした。
２つ目は、目線や目元、表情や仕草、足元などに気を遣う事です。
コロナ禍によりオンライン面接が増え、その際にカメラ目線であるか、下を向いていないか、などをとてもよく見ているそうです。
また、対面での面接の場合、マスクをしていると目元でしか表情を判断できないので、目元でしっかりと表情を作ることが大切だと教えていただきました。

今回のコース別研修では、実際に接客業をしている方のリアルな声や、新しいことに挑戦する企業のお話を聞くことができ、とても勉強になりました。

この貴重なお話を胸に、就職活動に取り組もうと思います。