英語キャリアコース､1年の竹内です。
7月10日､私は、コース別研修での２回目の企業訪問で株式会社平成エンタープライズと損保ジャパン株式会社に伺いました。

まず午前中に、株式会社平成エンタープライズに伺いました。

株式会社平成エンタープライズは、バス事業、旅行業、フィットネスクラブ事業など、様々な事業を展開しています。
皆さんは「カーブス」というフィットネスクラブを見たことがありますか？
「カーブス」は女性専用のフィットネスクラブで、株式会社平成エンタープライズが行っている事業のひとつです。
旅行業では、企画・運営から、ホテル手配やお客様のサポートまでトータルコーディネートをしています。
国内・海外ツアーだけでなく、外国人観光客に向けたツアーもあり、部署によっては外国の方と英語でコミュニケーションをとる機会があります。

株式会社平成エンタープライズでは、事業内容や業務を進める上で大切にしていることを教えていただきました。


お話の中で特に印象的だったのは、お客様に対する姿勢についてです。
「モノ」として商品を購入したときは、返品や交換が可能です。
しかし、「旅行」という商品は、形がないので返品や交換ができず、「お客様の思い出」としてそのまま残ります。
そのため、積極的にチャレンジし、お客さまに安心して楽しんでもらえるように、ひとつひとつ心を込めて取り組んでおられるそうです。
また、多角的なサービスを提供するために、幅広い知識や航空業界・ホテル業界などの専門用語を勉強し、お客様に信頼してもらえるよう日々努力されていると伺いました。

旅行の企画も商品であるということを今まであまり意識していなかったので、お客様へのサービスのあり方についてとても考えさせられました。
お客様に満足してもらえるように全力でサポートしたいという想いが伝わり、将来は私もそのような姿勢で自分の役割に向き合いたいと感じました。

午後は、損保ジャパン株式会社に伺いました。
損害保険ジャパン株式会社は主に損害保険商品の企画や販売を行なっている企業です。

デジタルラボというところに伺って企業の取り組みや、就職活動や社会人として働くときに大切な考え方を教えていただきました。
デジタルラボでは、 『「事故をなくす」「災害をなくす」「病をなくす」、保険が必要ないほどの安心・安全・健康な世界を創っていくこと』 を目標にしています。


特に利用者数が多いのは自動車保険なのだそうですが、近年は移動手段の多様化などにより自分で車を運転する人が少なくなっているようです。
そのため、「もしものときに備える」ための保険の他に、「不測の事態を予防」するための製品の企画もされています。
その中には、運転者の安全性を採点できるドライブレコーダーや健康管理ができるスマートウォッチなどの製品があります。

このお話から、何のためにこの仕事をしているのかという目的意識を持つこと、一つのことにとらわれず、時代の変化に合わせて新たな取り組みに挑戦することが大切だと学びました。

就職活動に向けたお話の中では、「強みを活かし成長し続ける」ということが重要だと学ぶことができました。

弱みを強みに変えようとするのは悪いことではないけれど、強みをさらに伸ばしていく方がより成長できると考えておられることを知り、本当にその通りだと思いました。
苦手なことを得意にするのは時間がかかりますし、モチベーションがあがらないですよね...。
今後、自分の強みを知りさらに伸ばしていけるよう日々努力していきたいです。
また、社会人として、変化に敏感で柔軟な対応ができるようにならなければいけないと感じました。

今回のコース別研修で、人の役に立つ仕事に就きたいという漠然としたビジョンをもっていましたが、どのような方法で役に立ちたいのか少しずつ明確になってきました。
納得のいく職業選択ができるよう、この日学んだことを活かしたいと思います。