空港ビジネスとホスピタリティ①

2024.08.24

国際観光コース1年、寺内です。
8月20日から2泊3日で学外集中授業「空港ビジネスとホスピタリティ」に参加しました。
私がこの研修に参加した理由は、航空業界に興味があり、この業界について実際の現場を見たり体験したりして、より詳しく知りたいと思ったからです。
研修参加にあたり、事前授業では、訪問先の企業について講義を受けて、企業研究をしました。
さらに、就職活動に役立つメイクの仕方や髪型について、実際にスーツを着ながら学ぶことができました。
この事前授業を通して私は、「航空業界の実際の現場で自分が働くとしたら」という視点で見て、自分がめざしたい将来を明確にするという目標を立てて研修に臨みました。

1日目は、成田空港に集合。
成田空港に行くのは初めてでしたが、国際線が多いこともあって、空港内には大きなスーツケースを持った海外のお客様が多く、海外の航空会社のパイロットやCA(キャビンアテンダント)の皆さんも見かけました。
空港内でさまざまな言語が飛び交う光景を見て、世界との繋がりを感じることができました。

その後、「空飛ぶ学び舎ラボ」という施設へ移動しました。
成田空港に隣接する「スカイパークしばやま」の航空科学博物館の敷地内にある教育施設です。
そこでのパイロットの方による講話で、航空業界において安全が何よりも大切であり、その安全を守るためには部署を超えたチームワークが必要であることを教えていただきました。
そのために、航空業界では、先輩でも遠慮しすぎない、相手を尊重しながら自分の意見を述べる「アサーション」というものを大切にしているということも学びました。



次に、施設内にある飛行機の座席が再現されているモックアップで、講師の方のアナウンスに合わせて、離着陸前の安全確認の体験を行います。
私はお客様役として体験しましたが、シートベルトの着用や手荷物の置き方、緊急事態の際のライフベストの着用方法など、お客様が機内で安全にごしていただくためにも緊急時の行動の際にも丁寧に案内することが、CAの業務のとても重要なことだと改めて分かりました。

その後、航空科学博物館を見学します。
館内には飛行機の模型や歴代のCAの制服の展示、航空機の歴史についての展示などがありました。
特に、実際に使用されていたエコノミークラスとビジネスクラスの座席の展示では、実際に座ることができ、座り心地などの違いを確かめることができました。



空港ビジネスとホスピタリティ② >