空港ビジネスとホスピタリティ①

2025.08.25

国際観光コース1年の大庭です。 8月25日から2泊3日で、学外集中授業**「空港ビジネスとホスピタリティ」**に参加しました。

この授業に参加した理由は、接客やサービス業、特にエアライン業界に興味を持ったからです。研修に先立つ事前授業では、訪問企業のリサーチや、スーツの着こなし、マナーなど、実践的な準備を行いました。普段の授業とは違う新鮮な内容に、当日への期待がますます膨らみました。

研修参加にあたり、「普段気づかない接客やサービスの工夫を観察し、多くのことを吸収する」という目標を立てました。

 

 

1日目

初日は成田空港に集合しました。成田空港を訪れたのは初めてでしたが、羽田空港とは違う落ち着いた雰囲気を感じました。国際線が多いため、さまざまな言語が飛び交っており、世界とのつながりを肌で感じました。

その後、株式会社ANAケータリングサービス(ANAC)を訪問しました。

講話では、ANACは、ANAグループ企業50社の1社であり、さらには国内の機内食製造会社約10社の中の1社で、ANA便はもちろん外国の航空会社の機内食製造も依頼されていることを伺い、信頼されている業務内容について詳しく学びました。説明を聴いていているところに、楽しみにしていた機内食を用意していただき、ワクワクしながら試食しました。とてもおいしくお客様の評判の良さを実感しました。

 

 

 

食後、完全防備の服装に着替えて、機内食の製造工場を見学させていただきました。入室前の手洗いから秒数や手順が細かく定められており、徹底した衛生管理に感銘を受けました。一つひとつの食事を分業で盛り付ける様子を間近で見て、直接会えないお客様のために、ANACの皆さんは、丁寧さとチームワークを大切にして、機内食を製造して、成田空港の航空機に運び、搭載して、CAと最終確認をしていることを学びました。

 

宿泊先のホテルマイステイズプレミア成田へ移動しました。

施設見学では、ホテル施設を案内していただきました。最上階の日本料理店から、たくさんの飛行機が離着陸する様子が見え、その景色に心を奪われました。空港の近くのホテルならではのこの夜景を見てみたい、と思いながら眺めました。

客室は、プレミアスイートを見学させていただき、その広さやインテリアに驚きました。その他、テニスコート、フィットネスジム、温泉、プールなど、多岐にわたる施設を見ることができました。実際にテニスコートを利用し、友人と楽しく体を動かすことができました。

講話では、ホテルの仕事内容やマナーについて学び、実習では、トレイやお皿の持ち方、ワインの注ぎ方、シェーカーの振り方などを体験しました。初めてのことばかりで難しかったですが、とても楽しい時間でした。

夕食はビュッフェスタイルでした。和食・洋食の種類が豊富で、ソフトクリームやパンケーキを自分で作れるコーナーもありました。目の前でお肉を切り分けてもらうサービスもあり、味はもちろん、雰囲気も素晴らしい充実した時間でした。

 

 

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