空港ビジネスとホスピタリティ②

2025.08.26

2日目

ANAスカイビルサービス株式会社を訪問しました。

まず最初に、お客様が通る検査場を見学し検査の流れを伺いました。検査機器も進化していて、正確で、お客様にもスタッフ方にもストレスのないスムースな検査が実施されていることを確認することができました。

次に、普段立ち入ることのできない大型手荷物の検査場を見学させていただきました。

大型の手荷物検査のために、通常の保安検査場とは別に専用の検査場があることに驚きました。

オリンピック等に出場する選手の用具も大きさや形も様々ですが、どんなものでも確実に保安検査を行い、空の安全を守っているということを伺える大変貴重な経験となりました。

国際短期大学の先輩に会えたこともとても感激しました。

 

 

 

特に、第3ターミナルの床が陸上トラックのようになっていたのが印象的でした。第1、ターミナルと同様にピクトグラムや、LCCの航空会社を確認し、空港の特徴を確認しながらフィールドワークを行い、教室で得た知識と実際の空港が結びつく楽しさを感じました。

 

 

午後は、ANA成田エアポートサービス株式会社を訪問しました。

講義を受けたあと、体験学習としてヘルメットと蛍光ベストを着用し、バスで駐機場エリアの見学へ向かいました。

講義では、成田空港の特徴、NRTASの仕事の内容とさらに成田空港の滑走路の新設や、将来は、ターミナルビルのリニューアル建設の計画があることなどを伺いました。将来の成田空港がどんな空港になるのか楽しみです。

その後、駐機場エリアをバスで回りながら、4つのグループごとにグランドサービス部の社員の方が業務内容を丁寧に説明してくださいました。海外の航空会社の航空機や成田空港ならではの貨物機を見ることができました。

途中、バスを降りて間近で到着するフライングホヌ(2階建てのA380)を見ることができ、その迫力に圧倒されました。

見学中に、グランドハンドリングの仕事のやりがいについて伺いました。担当の方が「雨風が強い日でも、エンジンなどの特殊な貨物を積み込んで、定刻に出発する飛行機を見送る時に、今日も頑張ったと達成感を味わうことができる」と話してくださいました。

また、仲間と協力できることが仕事の楽しさの一つだと語ってくださる姿は力強く、会社と仕事への誇りが強く伝わってきました。その熱意に触れて、グランドハンドリングという仕事への興味が深まりました。

「世界イチあたたかいチームになろう」というキャッチフレーズが、スタッフの皆さんの仲の良さや絆と温かい雰囲気にそのまま表れていると感じ、とても印象的でした。

 

  

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