リゾートホテル研修②
2025.09.12
2日目の午前中は、ホテルマハイナウェルネスリゾートオキナワを訪問しました。客室やレストランを見学する中で、スタッフの方から「お客様が部屋を見て感動した後に、思わずクスッと笑っていただけるように」との思いを込めて、客室のバスタブにアヒルの人形を置いているという話を聞きました。こうした温かみのある心遣いが、ホテルを特別な場所にするのだと強く感じました。また、すべての客室の窓が海に面しており、どの部屋に宿泊してもオーシャンビューを楽しめる点も印象的でした。
午後は再びヒルトンに戻り、ベッドメイキング体験を行いました。シーツや布団カバーを時間内に完璧に整える作業は、シンプルに見えて非常に奥深く、清潔で快適な客室を保つプロの技を学びました。その後、私達と年代の近い若手スタッフ2名からお話を伺いました。お一人はレストラン勤務の方で、日々お客様と接する中で工夫されている点や、やりがいについてお話しいただきました。同年代の方が現場で活躍されている姿に、自分の将来像を重ね合わせることができ、刺激になりました。
今回の研修を通して、シティホテルとリゾートホテルの違いを実際に肌で感じることができました。ビジネスや利便性を重視するシティホテルに対し、リゾートホテルは自然と一体となり、非日常的な空間を提供することに重きを置いていると学びました。特に、ロビーや客室から広がるオーシャンビュー、家具や観葉植物、香りなど、五感で「南国」を感じられる工夫は、リゾートならではの魅力だと強く感じました。
また、ヒルトンのオールデイダイニング「AMAHAJI」で朝夕ともにビュッフェ形式で食事をいただきました。沖縄ならではの料理や新鮮なフルーツ、ブルーシールのアイスクリームなどが並び、沖縄の食文化を存分に体験することができました。さらに、ホテルのプールは朝から夜まで利用可能で、夕食後に友人たちと泳いだことも、リゾートホテルならではの思い出深い体験となりました。徒歩約2分の場所に広がる瀬底ビーチの美しさも、そこでみたサンセットも言葉に尽くせないほど印象に残っています。
今回の研修は、当初の目標であったシティホテルとリゾートホテルの違いを理解できただけでなく、自分の将来像をより明確に描くきっかけにもなりました。今後も学びを深め、観光業界で活躍できるよう努力を重ねていきたいと考えております。








