ビジネススキルコース1年の下島です。
7月10日、2回目となるコース別研修で「株式会社DDグループ」と「株式会社日立ソリューションズ・クリエイト」に伺いました。

1社目は三田にある「株式会社DDグループ」を訪問しました。飲食・アミューズメント・不動産・ホテルなど、国内に15社、344店舗のマルチブランドを展開しているグループ会社です。
感動を生み出すプロ集団として、東証PRIME市場にも上場している企業です。

DDグループでは現場主義を取っており、その場でしか生まれないアイデアを大事にしているそうです。
「一人一人のアイデアは無限大」と仰っていたことが印象的です。
また、Good Idea Competition(GIC)と呼ばれる、現場で発信できないアイデアを本社に出して叶えよう！という企画では、今年スタートして既に300通以上集まり実際に実行されているものもあると教えていただきました。
とても個性を大切にしている企業だなと感じました。


今回は実際に、グループに分かれて新規事業の企画提案体験をしました。
キッチンカー✕クレープで学生に、ホテル✕エンタメで娯楽施設になど、5W1H（「When：いつ」「Where：どこで」「Who：だれが」「What：何を」「Why：なぜ」「How：どのように」といった英単語の頭文字を取った思考整理のフレームワーク）を基にお客様にどうやって楽しんでもらえるかを考えました。


アイデアを出すために生活している中で意識していることをお伺いしたところ、インプットを大切に、常にアンテナを張っていると仰っていました。
それから「真似る」から「学ぶ」へという言葉が、心に残っています。
最初は誰かの真似から入り、試行錯誤して自分なりの方法を見つけていこうと思いました。

2社目は品川にある「株式会社日立ソリューションズ・クリエイト」を訪問しました。


日立グループのデジタルシステム＆サービス事業の中核として、お客さまと社会の課題解決に貢献している企業です。
金融、社会インフラ・公共、産業・流通等のソリューションの提供を行っています。
生活する中で利用するスマホや銀行、交通はもちろん、保険業務や人事総合などにも提供されていることに驚きました。

入社10年目になる高橋さんにお話をお伺いし、社内の案内もしていただきました。
HTMLを利用したホームページを作成した授業がきっかけでITに興味をもち、大学では情報工学科を専攻していたそうです。
会社の看板を背負っている自覚を持つことが、社会人となって1番の変化と仰っていました。

社内見学では、セキュリティの堅さを感じることが出来ました。
扉の開閉以外にも、コピー機を利用する際も社員証が必要だそうです。
二重のガラスが使用され、完全防音となっている部屋もありました。

今回は、VRとAIじゃんけんを体験させていただきました。
VRのMetaQuest2では、完全に外の景色が遮断されて違う世界に入り込みます。
シューティングゲームでは、本当にゲーム内のプレイヤーとなった気分を味わうことができて、思い出に残っています。
AIじゃんけんでは、シンボルキャラクターである、くりえいとんと勝負しました。
どのようなプログラミングが設計されているかも教えていただきました。


企画担当の西村さんが「新しいものは面白い。面白がることで新しく生まれる」と仰っていたことが印象的です。
やっている本人が楽しくないと何も生まれないと学ぶことができ、自分の楽しい、面白いという価値観を大切に会社に貢献していきたいと思いました。

今回の企業訪問で企画発案における考え方を多く学ぶことができました。
自分が楽しむと同時に、どうしたらお客さまにも楽しんでいただけるかが大切だと感じました。
私はアイデアを出すことはあまり得意ではありません。
ですが、人の役に立ちたい、笑顔を届けたいという気持ちで企画を考えることが楽しいと気づきました。

これからは自分が楽しいと感じたことや興味を持ったものにアンテナを張って、より良い就職活動へと繋げていきたいです。