コース別研修(株式会社LIXIL Advanced Showroom・株式会社 ニチイ学館)

2025.11.10

 

国際観光コース1年の江です

10月15日、コース別研修で株式会社LIXIL Advanced Showroomと株式会社 ニチイ学館に伺いました。

 

午前中に株式会社LIXIL Advanced Showroomを訪問しました。

株式会社LIXIL Advanced Showroomでは“お客さまの笑顔のために”をミッションに掲げ、売り込みをしない提案型の接客を行う企業です。住宅設備、建材、エクステリア業界で、玄関ドアやキッチン、お風呂、トイレ、壁材など生活に欠かせない製品を提供しています。

 

 

研修では、就活や会社、ショールームコーディネーター職の説明を受け、実際に商品の見学をさせていただきました。特に印象に残った商品は2つあります。1つ目は、洗面所が2つ並び、正面から照らす照明でメイクがしやすく、朝の支度が快適にできるものです。2つ目は、調湿や消臭効果のあるエコカラットの壁材で、料理の匂いを気にせず楽しく過ごせると感じました。質疑応答では「センスを磨くために意識していることは?」という質問に、企業の方が「SNSで同業他社の情報を得たり、実際に同業他社へ訪問したりして視野を広げている」と話しており、自ら視野を広げて知識を深める姿勢が大切だと感じました。

 

 

午後は株式会社 ニチイ学館が医療事務業務を受託している東京警察病院を訪問しました。ニチイ学館は「社業の発展を通して豊かな人間生活の向上に貢献する」という企業理念のもと、「誠意・誇り・情熱」を社是として掲げ、医療・介護・保育・ヘルスケア事業を展開しています。全国で約9万人が働く大規模な企業です。

研修では、会社説明の後、院内を見学し、医療事務の仕事内容について学びました。

医療事務はパソコン業務だけでなく、患者さんへの説明や相談対応など人と関わる場面も多いことが印象的でした。入院や検査の説明を通して「安心した」と言われることがやりがいにつながるそうです。相談窓口では退院後の生活支援や生活保護に関する相談もあり、幅広い対応力が求められると感じました。先輩職員の方からは「年代によって声の大きさや話すスピードを変えることが大変だが、うまく対応できた時に達成感がある」とのお話がありました。医療事務は事務処理だけでなく、人に寄り添う姿勢が大切な仕事だと学びました。

 

今回の研修を通して、これまで接客業は自分には合わないと思っていましたが、株式会社LIXIL Advanced Showroomの提案型接客や株式会社 ニチイ学館での患者さんへの丁寧な対応の話を聞き、人と関わる中でやりがいを感じられることがあると気づきました。仕事の中で「誰かの役に立てた」と実感できることが、自分の成長にもつながるのだと思いました。今後は今回の経験を活かして、さまざまな業界について学び、自分に合う職業を見つけたいです。そして、長く安心して働ける会社に就職し、社会に貢献できるよう努力していきたいです。