国際観光コース、1年石川です。

12月12日に行われたコース別研修についてご紹介します。
この日は、エアライン、ホテル、サービス、IT、医療関連など、様々な業界で働く10名の卒業生にお越しいただき、お話を伺いました。

私たち学生は3グループに分かれて、順番に先輩方のお話を伺います。
まず、入社を決めた理由、それから業務内容や会社の特色、国際短期大学在学中に役立ったことをお聞きし、最後に質問の時間が設けられました。
私はこれまで、ホテルや航空関連の企業へ研修やインターンシップで伺い会社説明を聞いてきたので、医療関連やIT、アパレルに関しての業務内容はほぼ知りません。
具体的にどんなことをするのかお話しいただきましたが、例えば医療関連だと病院からの注文を承り病院をサポートするお仕事、アパレル(外資系スーツの企業)だと服を販売するだけではなく、オーダーメイドでの制作もあるそうです。
一からの製作となると生地を知らないといけないので覚えることが多いなど、知らなかったことを新たに知ることができ、新鮮でした。それと同時に就職活動をする上での視野が広がりました。

そして就職活動を始める為に必要なこともお聞きしました。
やはり事前の準備が大切だそうです。
準備をしなければエントリーシートを書く際も困るし、何より面接の時に慌ててしまうので、事前にアドバイザーの先生やキャリア支援室の方も頼りつつ準備を進めていくと良いそうです。
そんな中で特に凄いなと思った先輩がいました。
面接練習はせず、ありのままの自分で全力を出して面接に臨み、それで採用されたのであれば自分のことを認めてくれた、受け入れてくれたということ。
逆に落ちたなら、その会社は自分の魅力に気付いてくれなかったと前向きに考えるようにしていた、と仰っていて、それが私に深く刺さりました。
今後受ける面接でありのままに全力を出していこうと思います。



全体での懇談会を終え、個別相談の時間。
私はそちらにも参加し、就職希望先であるホテルで働いている先輩とお話をさせて頂きました。
先輩の働いているホテルは、早番・遅番・泊まり番に分かれており、遠方からの出勤だと優先的に泊まり番にして頂けるそうで、泊まり番だと帰る際通勤ラッシュはまずないから有難いと仰っていました。
そして、成長できたことをお聞きしましたが、電話対応がしっかり出来るようになったことだそうです。
入社当初は苦手でたくさん先輩に相談したそうですが、回数を重ねていく内に1人でも対応出来る様になったとのことです。ここで私は、苦手なことや出来ないと思ったとしても、何度も何度も行うことで身についていくのだと思いました。
先輩は入社して１年目と仰っていましたが、もう何年も働いているように感じ、とても格好良かったです。

懇談会を通して、多くの学びがありました。
自分の希望する業界以外にも目を向ける必要があること、その上で新たに視野が広がる可能性があること、1社だけに絞らずにたくさんの会社の面接を受けた方が良いなど、これから就職活動を始めるに当たって大変参考になりました。
先輩からのアドバイスを胸に刻み就職活動に励んでいきたいです。